サイコクヌカボ |
明るい湿地に生育するタデ科の一年草。赤色の花を9月から11月に付けます。北川湿原では、家田川上流や川坂地区の休耕田にわんさかと生育。
ここはタデ科の種類が多いので、始めて訪れる方は、見分けるのがたいへんです。ガイドの説明を受けても頭がこんがらがり、時間の経過とともに最初に覚えた植物は、どこかに飛んでいってしまいます。
本種は、葉っぱにV字の深紅or紫の模様があるので、それを覚えておくと良いと思います。サイコクヌカボは、宮崎県【絶滅危惧TA類】、環境省【絶滅危惧U類】ということなので、県内ではおそらく北川湿原のみ。全国的にも減少している希少種と言えます。漢字の表記は「西国糠穂」でよろしいでしょうか? |
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