ミズオオバコ |
平野部の池沼・水田・小川などに生えるトチカガミ科の一年草。葉の形がオオバコに似ているために「ミズオオバコ(水大葉子)」と呼ばれています。花の色・形は地表のオオバコとは異なります。花期は8〜10月。北川湿原のミズオオバコは、薄ピンク色の花が多いようです。葉っぱは、水田では小ぶりで、ため池のような水深では大型化。
水草としても人気が高く、熱帯魚ショップなどで市販されています。「水草の女王」とも。ちなみに、東南アジア方面では食用にもなっているそうで、ウマイらしいです。
川坂地区で群生していた場所は、平成23年にジャンボタニシの爆食で全滅に近い状態になりました。この麗しいお姿にお目にかかれなくなるかと思うと・・・淋しさがつのります。
宮崎県【準絶滅危惧】 環境省【絶滅危惧U類】 |
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