北川湿原 Photo Gallery
ミゾソバ

 ミゾソバ(溝蕎麦)は、東アジア(日本、朝鮮半島、中国)に分布するタデ科の一年草。日本では北海道から九州の小川沿いや池沼の縁、湖岸などに生育しています。コンクリート三面張になっていない北川湿原の家田川と川坂川は、水が豊かで栄養価が高いので、絶好の生育場所。あちこちに群生しています。
 見た目が蕎麦に似ているので「溝蕎麦」の和名が付けられています。花期は8月から10月。金平糖に似たピンク色の花が咲き乱れている様は見事です。葉っぱが牛の額にも見えることからウシノヒタイ(牛の額)の別名もあります。川面を埋め尽くすぐらい増えて、希少植物の生育を脅かすので、たまに間引きさせてもらっています。

撮影場所:川坂湿原 金平糖みたいです。

サクラタデにも似ていませんか? 葉っぱは、牛の額(ひたい)にも見えます。