ママコノシリヌグイ |
ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)は、タデ科の1年草。湿地に限らず林縁や荒れ地などにも生えています。他の草木などに寄りかかりながら蔓や枝を伸ばし、1〜2mの長さになり、可愛いピンク色の花を付けます。花の時期は5月から10月頃。
この植物は、なんといってもその名前が衝撃的です。トゲだらけの茎や葉で憎い継子の尻を拭くということから付いているみたいですが、首をかしげたくなります。韓国では「嫁の尻拭き草」。北アメリカでも同様で「悪魔の尻尾」という呼び名で、危険な外来植物として、やっかい者扱いだそうです。日本ではトゲソバ(棘蕎麦)の別名もあります。可憐なピンクの花を付けるのに・・・・。
小さい頃、自宅近くで遊んでいたとき、半ズボンの素足が傷だらけになっていたのは、ママコノシリヌグイのせいだったかもしれません。 |
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