北川湿原 Photo Gallery
カワセミ

撮影場所:川坂湿原 撮影場所:川坂湿原

 この鳥は、清流を好んで生息することから、環境レベルを計るバロメータとも言われています。カワセミがいる!日常的に見られる!ということは、自然の豊かさを物語ってわけで、ちょっと鼻高々ですね。カワセミを表す漢字は、川蝉、翡翠、魚狗、水狗、魚虎、魚師、鴗など、いっぱいありました。蝉とは無関係で「カワセミ」の音を当てた漢字が「川蝉」。宝石の翡翠(ヒスイ)は本鳥の羽の色に由来。魚狗、水狗、魚虎、魚師は、魚を捕らえる様子から来ているそうです。
 カワセミの巣は、50~90cmの横穴が掘れる垂直な土手が必要です。北川湿原内には、そうした場所が多く残っていて、カワセミの生息地としての条件が揃っています。コバルトブルーに彩られた美しい姿に出会うと、何か良いことがありそうな幸せな気分をさせてくれる野鳥です。