北川湿原 Photo Gallery
アメンボ

 水の上をスイスイと滑っている姿を見て、なぜ沈まないのか不思議ですよね。その理由は、体重がとても軽く、足先には微細な毛が生えていて、そこから油に似た物質を分泌して水をはじき、表面張力を利用して浮いているそうです。
 アメンボの存在は有名ですが、生態を調べてみると意外なことが多かったです。@カメムシの仲間である。A成虫のまま越冬している。B水面に落ちる虫をエサにしている。C四枚のハネで飛ぶことが出来る。D溺れることがある。E「飴ん棒」から命名された。F昆虫の多いきれいな水辺環境を好む・・・北川湿原に個体数が多い理由が分かります。
 ちなみに、宮崎県では、オオアメンボとイトアメンボが、絶滅危惧種に指定されています。

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